シフトを制するものが売上を制する③休む日を決める!

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売上をあげるのが簡単ではない時代。
利益を増やす事に焦点を当てて
経費をしっかり見直す事が大事です。

これまで経費削減について、記載してきましたが。
今日は、間違った人件費削減の仕方を紹介します。

それは
「店長が働けばいい」と思う事。

店長自身が思う事も。
社長自体が思う事も問題です。

私が働いていたお店は、19時間365日営業だったので、
店長が休みの日でも、当然ながらお店は営業しています。

人件費を削減するために、
アルバイトさんのシフトを削って、
店長がタダ働きをする。

これをやっている店長は知ってる限りでも
結構いましたし、私もやっていた時期があります。

結局、店長は帳簿上は月4日休んでるけど
実は1日も休んでない。。。なんて人もいました。

ブラック企業なのではなく
会社の体質でもなんでもなく、店長が人件費目標数値達成のために
意図的にやっているのだとすると意識の問題です。

責任感が強いが故に、休まない。
人を信用できないから、休めない。

これは駄目です。

店長は、日々の営業の他に様々な事を考えないと
いけません。店長が疲れるとお店が疲れるんです。

なので、月間の予算と計画を立てる時
私は、まず1番に「自分の休み」を決めてました。

日曜日でも土曜日でも、
休みたい日に休みます。

そうすると、その日休むために
どうしたらいいか??頭をフル回転できます。

このスタッフさんが、ここまでできるようになれば
このメンバーでいける。

ここにこんな事ができるスタッフさんがいれば休める。

そのためのトレーニング計画と採用計画が生まれます。

全ては、店長が休むために。

私は、店舗が変わるとなかなかしっかり休みは
取れなくなりますが、お店ができてくると
決まっている月9日休み、半年に1回の4連休に加えて
有給休暇もきっちり頂いてました。

社員は店長1人、他はアルバイトさん。
ピーク時間帯最大100名前後、
月商1,000万くらいのお店です。

しかしながら、はっきり言って、自分が休みを返上して働く方が
楽だと思った時もあります。

休みなくて大変だと思う方もいると思いますが、
休むためのトレーニングをし、気になる気持ちを殺して
休みを楽しみ、出勤した日は休んだ日の営業を把握する事に
起きた問題を処理する事に数時間かかる事もあります。

実際に、だから休みでも毎日お店に顔を出す。
という店長も少なくはなかったですが、
私は、休みの日は絶対に店に行かないと決めてました。

その位の強い意志を持ってでも、
店長は休みを確保すべきだと思います。

それで会社から何か言われるのであれば
会社と戦うべきです。

海外に行くと、自分の権利はしっかり主張します。
俺は明日休みだからできない。
とはっきり言っています。

文化の違いはありますが、
大切なのは「休む」と決める事です。

それも含めた上でのコスト削減でないと意味がない。
っと私は思うのでした。

*記事上のイラストは、サイトより拝借しました。

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