2025.9.12
店長教育とおもてなし力で
飲食店の人手不足を解決する
飲食店コンサルタントの結城です
今日は広島で開業して2ヶ月目の
ジェラート屋さんに経営相談に行きました。
2ヶ月やって
ここから季節的に売上も落ちていく
そこで新メニューの考え方を
お伝えしにいきました。
迷ったらコンセプトに戻る
ご高齢の人が多いから
モーニングをするのも良いかもって
思ったけど
ジェラート屋でそれをやって
いいのか??と考えてしまう。
とのご相談。
答えは1つ
「コンセプトに合うならOK」です。
言い方を変えると
「コンセプトからメニューを考える」です。
例えば、ただスクランブルエッグと
ハムとパンとっていう普通のモーニングだと
ここでやる意味がない
パセリのジェラートとか
トマトのジェラートを
野菜サラダにドレッシング代わりに入れて
混ぜるサラダをつける
ならコンセプトにも合う。
夏しか出せないけど
朝はやい時間に行動するのは
夏の方が多いので
夏だけ限定で営業時間を変えて
モーニングをするならありだと思います。
新しいジェラートの形の提案
ができるんじゃないでしょうか。
常に理念も忘れない
こうしたコンセプトや
理念に沿って考えるアドバイスは
先日電話応対のやり方で
とある企業様からの相談を受けた時も
ありました。
電話応対の時に
店舗名と名前を名乗るべきかどうか?!という相談です。
覆面調査の調査項目で
この項目を名前を名乗らなかった時に
☓にしても良いかどうか?
その時☓にするには
明確な納得できるだめな理由が必要なので
その理由が欲しいという事でした。
もちろん名乗った方がいい。
でも確実に名前を名乗る事!とは
現在マニュアルにも研修でも指導に入れておらず
それを理由にはできない。
そんな時は「理念」に戻る。
クレドの中に
「お客様に安心感を与える」という
フレーズがあります。
安心感を与える電話応対は
どんな対応か?
と考えると名乗った方がいいんです。
なので、クレドに従った行動として考えると
☓にする理由になります。
ちなみになぜ名乗る事を強制にしないかというと
いたずら電話やストーカー被害があって
店舗によっては美人スタッフさんが
電話に出た時に事件があってから
名前を名乗る事を強制にしなくなりました。
なので名前でなく役職を名乗るでも
OKにしてはどうか?と提案をしました。
名前の代わりにサービススタッフです。
って感じに名乗るだけでも安心感が違います。
コンセプトを忘れない
今日伺ったお店でもそうですが
開業するとバタバタとしてしまい
コンセプトや理念を忘れがちです。
開業の時にやろうと思った事で
手がつけれてない事が今日も沢山ありましたし
その半分以上は忘れられている事でした
創業の時の事業計画書は
お金を借りるためだけのものではなく
創業した後もずーーーっっと
たまに見返して欲しいです
創業の時の思いや夢が
目標数値と共に記載されているので
常に初心を振り返る事ができます
せっかく立てた5年間の計画
活用してくださいね。
ちなみに失敗するお店には
このコンセプトや理念がないお店が
多いです。
なんのために
誰のために
なぜお店をしているのか
その原点となる思いを
明確にする事が大事です。
忘れない事も。
ではまた明日✨️