2025.4.28 vol.569
店長教育とおもてなし力で
飲食店の人手不足を解決する
飲食店コンサルタントの結城です
今日はずーーーっっと
数字とネットとにらめっこ
店長時代から数字が好きで
POSレジの機能を全部使いこなしたく
説明書を読んで
ずっっとPOSとお店のパソコンに
向き合ってました
数字は嘘をつかない
良く部長に言われてました。
何かの行動をすれば
必ずどこかの数字が変わると。
飲食店経営では「感覚」とか
「思い」も大切ですが
経営を続けていくためには
数字がすべての現実を物語っています。
売上。原価率・人件費率
客単価・リピート率っっと
どれも見逃してはいけない重要な数値です。
数字は嘘をつかない
だからこそ面白いんです⭐️
『やったかやってないか。
その行動が結果につながっているかは
数字を見たらわかる』
その行動と数字の連動が面白いんです。
今回は、「数字を読む力」を身につける重要性と
数字から何を読み取るべきかをお伝えします。
忙しい=儲かっているは錯覚
今分析している店舗では
人が不足していて
お店がギリギリで回っていて
日々の営業にいっぱいいっぱい
細かい所の掃除や
ネットの修正や口コミの返信
Instagramの投稿なんてできるハズがない
人手不足もあるけど
毎日お客様も多くて忙しい
忙しくって
スタッフも少ない=人件費は少ない
だから儲かってるハズ!
なんだけど
実際にはそんなに
儲かってないんですよね・・・
この現実を知ると
モチベーションが地まで落ちるから
社長や経営陣にしか言わないけど
「感覚」でなく「数字」で
現実を確認する習慣が必要。
基本の数字を毎月チェックする
- 売上高
- 原価率(食材原価 ÷ 売上)
- 人件費率(人件費 ÷ 売上)
- 営業利益(最終的に残ったお金)
これらを
「ざっくりでもいいから毎月チェックする」
ことが最低限。
さらに、もう少し余裕が出てきたら、
予約サイトのアクセス数や
SNSのフォロワー数・反応数など
売上以外の「集客に関わる数字」も
見られると理想的です。
特に最近では
Googleマップの閲覧数や経路検索数
も非常に重要な指標になっています。
Googleマップは、多くのお客様が
「近くのお店を探すとき」に使うため
マップ上でどれだけ見られているか
実際にお店までの道順を検索されたかを
見ることで、集客の動きがリアルに見えてきます。
これ無料で閲覧できるんです⭐️
こうした「お店に来る前の動き」も
数字で確認できるようになると
単なる売上結果だけでなく
今後どの部分に力を入れるべきかを
より正確に判断できるようになります。
数字には異常を見つける役割がある
何のために数字を見るのかというと
もちろん利益を出すため
たとえば
「売上は上がってるのに利益が出ない」
ってことはどこかに問題があります。
原価高騰で
原価率がおかしくなってる?!
無駄な人件費がかかっている?!
ネットサイトからの予約が多く
手数料が増えている?!
水光熱費が高い?!
水漏れしてない?
電気代の無駄が多い?
って感じに
数字を追えば、問題が明確になり
改善策が見えてきます
数字を見る習慣が経営を楽にする
店舗経営は
数字と感覚のバランスが重要です
数字だけ見ていたら
もっと値段上げよう!
稼働率を増やそう
人件費削減しよう
って考えてしまいますが
実際に店舗を見ると
今の商品の盛り付けやボリュームが
値段と見合っているか
お客様がコスパ良いと感じているか
満足してくれているか
スタッフが楽しそうに働いているか
その店舗の実力と
数字のバランスを合わさないといけません
売上があがらないのは
ドリンク提供が遅いからだとか
感覚に頼るより、
数字を知っていた方が判断が早い。
「数字→課題発見→対策」の流れを
回していくことで、赤字リスクを減らせます。
そして冷静に対処できるから
精神的にも余裕が出ますよね。
数字は本当に面白いんです。
ぜひお店の基本的数字は
店長がいつでも話せるように
教育して欲しいですし
スタッフさんとも
数字で会話ができると理想的です
ではまた明日⭐️