2025.5.11 vol.593
店長教育とおもてなし力で
飲食店の人手不足を解決する
飲食店コンサルタントの結城です
沖縄から尾道に入りました✨️
今宵の宿は
尾道駅から徒歩15分という
立地が決して良くない場所にも
関わらず
Bookingで『9.1』の
高評価を叩き出している
ゲストハウス
「lemon sea onomichi」

入った瞬間に分かる
いや建物が目に入った瞬間にわかる
良い空気感✨️
築50年と120年を超えた
元工場とアパートのリノベーション
その空気の良さに
圧倒されました
空気感は外観から始まっている
駅から歩いて歩いて歩いて
15分
この辺かな・・・って時に
バーンっと建物が目に入った瞬間から
伝わる雰囲気
ただの古い建物ではなく
“丁寧に手を入れて
大切にされている”ことが感じられ
良いエネルギーを放った場所が
民家の中に目立っていました。
「これは良い場所に違いない」と
思うこの第六感は
宿だけでなく飲食店を
選ぶ時にも感じます
その自分の感覚で選んだお店は
だいたい美味しい良店が多いです✨️
そして入った瞬間に
パリッとしたシャツにネクタイをしめた
ニュージーランド人のイケメンスタッフが
フロントでお出迎え。
外国人にとって
これほどまでに安心感のある場所が
あるでしょうか!?
お店の印象は15秒と言われますが
もっと短い時間で
この場所が良い場所だと
自分の感覚は確信に変わりました。
古いものを新しく
時代を超えた建物って
大切にされていると輝くし
そうでないと怖い場所になります
古いものが大好きな私には
この昔と今の融合が大好き♡
“今”のセンスで蘇っている
建物はパワーが溢れていて
輝いています
世界観とコンセプトを大事に
この場所が輝いている理由は
まさにコンセプトと世界観です
Lemon Seaの名前通り
レモンの黄色
海っぽさ
尾道らしさが随所にあり
看板、家具、備品、スタッフの雰囲気まで
旅人を大事にする「一貫性」があります
流暢な日本語で
フロントの外国人スタッフさんは
リビングの説明をしてくれる時に
この場所は
「ふれあい」を大事にしていると
言われました
「ふれあい」って日本語の
響きに感動した自分がいます
最近使わない日本語ですよね
コミュニケーションとか
英語を使うようになってしまい
「ふれあい」って単語を
発した事はもう何年もない
こうした日本人には分からない
日本の良さを大事にしている場所だなって
スタッフさんの言葉のセレクトから
感動させられるそんな場所
そして
インテリアも空間デザインも
センスの塊です
人はブレのない場所に
“安心感”と“非日常”を感じます
それは外観やインテリアの
ハード面と
接客やおもてなしの
ソフト面の両方の統一感も
大事です
場所が持つエネルギーを活かす
ここにはわざわざ15分歩いてでも
来たいと思う帰って来る理由がありました
“わざわざ来る理由”
ロケーションは不利でも
“コンセプトと統一感”で
価値に変わっています
便利じゃないから選ばれない時代は
終わったんですね
「空気感」
「世界観」
「人のこだわり」が伝わる場所に
人が集まる
改めて明日の仕事に
活かしたいと思います。
いやーー地元で
こんな場所があるなんて。
すっごい勉強になりました。
ただドミトリーは
16人部屋で
全員外国人
トイレやシャワー室は
デザイン以外では
アメニティ面でも
もっと良い宿は他にもあります
階段もなぜ!
この素材にしたんだ!って
怒りたくなるくらい
滑りやすいし
登りにくい角度なので
怪我しそうになりました・・・
でもこのリビングとフロント
これでこの立地で
「9.1」評価を叩き出す事は
とても感慨深く参考にすべき場所です。
ではまた明日。