広島の老舗お鮨屋の大将から学ぶ「勇気」と「挑戦」
2023.10.30 vol.24
飲食店コンサルタントの結城です。
今日は皆様にご紹介したいお店をご紹介します。
超人の大将が営む老舗のお鮨屋さん
宇品にある「たかや鮨」さん。
老舗のお鮨屋さんです。
コロナ禍に売上が一気になくなった時。
大将が
「これより下がる事はないから。
創業した時と同じ気持ちでまた１から頑張るよ」
って言われて。
今のうちにできる事をやると
もっとメニューが外からも
分かるようにした方がいいんじゃないか。
って思えば、すぐに行動。
この入口のPOPもすぐにつくられて
行くたんびにお店が変わっていくんです。
こうしたPOPも奥様が
商工会議所のパソコン教室に通って
自分で作られています。
最初にうけた相談が
「歳を取って疲れやすくなってきたから
もう１日休みが欲しいんじゃけど
どうすればいいか？」でした。
ご夫婦でされているお店で当時で７４歳。
ご自身で船も持っていらして
自分で釣った魚を料理にしてくれるんです。
毎朝４時起き。
船にのって魚を採ってお店を営業。
唯一の水曜日のお休みには
ゆっくり漁に行く。
そんな生活を数十年されていました。
え？！歳とったから休みたいって
そりゃそうじゃろうーー
！！
って驚きましたね。
できない理由を探さず、できる事は全部やる
スマホの使い方も良く分からないっていいながら
今の時代に合わせないとって
Instagramを始めたりとか
コロナ中はフードパンダも始められたり
カード決済やスマホ決済も取り入れられてました。
宅配に来られたドライバーさんが
たまたま同業者で仕事がないから
宅配バイトしている方で
この歳でお客様がこない事は同じ状況なのに
こうして新しい事にどんどんチャレンジされている事に
勇気をもらいました。
自分も頑張ります。
って泣きながらドライバーさんが帰られたなんて事も
あったようです。
そんなできない理由を言わず
すぐに行動される素敵なご夫婦なので
お店の売上もあがり利益もあがったので
１週間に２回休めるようになったところ・・
大将が昨年大病を患われて入院。
お店を休まざるを得なくなってしまいました。
実の息子さんが戻って来られたけど
料理経験はないので、今現在修行中。
数ヶ月で大将は手術してから退院し
お元気だったのですが、最近また再発したそうで
病院に週１回通わないといけなくなったと
仕事ができない時がある事を
非常に残念がってらっしゃいました。
体力が衰えて病気になったのはコロナ中に
毎日行っていたプールがおやすみになり
身体を動かす事ができなくなったからだと言います。
今でも、普通は治療したらフラフラで寝てばかりな位なのに
治療後にプールへ行ったり、仕事したりしてるんですよ。
こちらは、10月13日に伺った時の写真。
随分と痩せられてるんですが
私の倍以上運動をされて行動さえているので
驚くばかりです。
とても美味しいお鮨を出してくださる
温かいアットホームなお店です。
ぜひ、行ってみてください。
どれだけ大変でも
大将の言葉や頑張っている姿に元気を貰っています。
まだまだ、息子さんが１人前になるまででも
お元気で頑張って欲しいです。
広島に戻ったら、絶対行こう。
船釣りツアーもされているので、ご興味あればぜひ。
おすすめです
では、また明日
カエルカンパニーでは
こうした個人店さんを心から応援したいって思っています。
行政機関の支援制度を利用すれば
無料で相談をうけれます。
お店の日本酒メニューも手書きで書きました。
できる事は時間内であれば、何でもやります。
お問い合わせはこちらから。
株式会社カエルカンパニー
広島市南区金屋町1-18-1003
メール：kaerucompany64@gmail.com
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