2025.12.7 vol.794
小さな飲食店の味方になりたい。
カエルカンパニーの結城です。
この週末は「尾道」で仕事でした。

尾道の町の商店街には
ナショナルチェーンが一切なく
地元の人がやっている
のんびりほのぼのとしたお店が多く
でも活気があるんです。

個人店にしかつくれない価値
大手チェーン不在の尾道は
個人店の世界観が濃いまま
残っている場所。

沖縄のコザの商店街も
同じ感じですがあちらは
「シャッター商店街」
尾道の商店街には
シャッターを締めている場所は
ないんです。

その違いはなんだろうなんて
考えながら歩いてました。
コザの町にもチェーン店がありません。
夜のコザの町はとても賑やか。
コザも尾道もチェーンが入れない街なのに
両者はまったく違う表情をしている。

どちらにも共通しているのは──
「個人店にしかつくれない価値がある」ということ。
尾道は”商売上手の町”
尾道の町は「商売上手」なんです。
とにかく商売上手です。
広島で1番じゃないでしょうか。
老舗のパン屋さんでも、
新しい道の駅ができると聞けば
すぐにお土産用の商品をつくって営業に行く。

商店街の表側では静かに見せつつ、
裏では通販でしっかり稼いでいるお店も多い。
人通りが増えたとわかると、
一気にイーゼル看板を並べてアピールする。

この行動力とパワーは、
“港町ならでは” の気質だと思っています。
船が入港すれば
すぐに営業をかけて売りまくる。
船が停泊している間に
少しでもお金を落としてもらうための
飲食店や遊郭が昔から多く存在した。

一方で広島・福山は「城下町」。
殿様に献上する品をつくり、
言われたものを正確につくる気質が根強い。
「自ら売りに行く港町」
「求められたものを丁寧につくる城下町」
この違いが商売の姿勢に出るのだと思います。

尾道水道は、かつて日本最強ともいわれる
因島村上水軍が支配した海域の一部。
港町の歴史と文化が、
今も町の空気に息づいています。

だからこそ尾道の店は、
世界観が濃くて、人を惹きつける。
尾道を歩いていて感じたこと
一番強く感じたのはこれ。
「店の世界観づくりが圧倒的に上手い」
小さな店ほど個性が濃い。

老舗のお店でも
おしゃれでレイアウトがうまくって
ついつい入ってしまう。

その個性に惹かれて、お客様が集まる。
チェーン店には出せない “店主の温度” が
尾道の商売の強さそのものです。

飲食店だってまったく同じ。
- 看板
- メニュー
- 言葉づかい
- 店内の香り
- ストーリー
- 空気感
すべてが “世界観のパーツ” です。

今の時代は
「何を食べるか」より
「どこで・誰から食べるか」。

尾道のように、
“世界観で選ばれる店” は間違いなく強い。

しかもそれを地域一体でやっている。
こんなの最強に決まっています。
あなたのお店は、
世界観、つくれていますか?

そしてぜひ週末の尾道の町を
見て感じてください。
ではまた明日✨
