2025.12.26 vol.792
小さな飲食店の味方になりたい
飲食店コンサルタントの結城です。
忙しいのに売上が伸びない
人が定着しない
クレームで心がすり減る
そんな飲食店の“現場あるある”を
一緒に整理し、立て直す仕事をしています。
今日のブログのテーマは
モチベーションより大事な仕組み

昨日のブログでは
「モチベーションに左右されずに
働くための考え方」について書きました。

今日はその続き。
実は——
モチベーションよりも、
もっと大事なものがあります。
それは「仕組み」です。
モチベーションは人に依存する
モチベーションが高い日がいれば
低い日もある。
体調、天気、人間関係。
どんなに真面目なスタッフでも
感情は必ず揺れます。

だから
「やる気がある人」に頼った現場は
必ず不安定になります。
いい時は最高に良いスタッフだけど
感情の波が激しい
そんなスタッフさんに頼っていませんか?
安定しているお店は仕組みで回っている
逆に、
いつ行っても感じがいいお店は
スタッフ全員のスキルが
高いわけではありません。

・挨拶の言葉が決まっている
・動線が決まっている
・声かけのタイミングが決まっている
考えなくてもできる仕組みが
あるはずです。

私も知人が
亡くなった時
現場で働いていました
その時ばかりは
笑顔で働くどころか
止まったら倒れそうなくらいでした。

でも、休むわけにはいかない。
通常通りこなす事ができたのは
オペレーションの形と
マニュアルが叩き込まれているからです。
ただ、バッシングだけは
できないとなるべく避けてました。
下を向いてずっと接客ではなく
作業をしていると
涙が止まらなくなってしまうから。
あの時は人生いちばん辛い
仕事でした。
感情と行動はわけて考える
マニュアルがあって
オペレーションの型があると
感情と行動は別の動きをします。
この時も悲しくて辛いのに
お客様が来た音がすれば
笑顔でお迎えにいってしまいますし

ピンポンって音が鳴ると
お客様のテーブルまで
自然と身体が向かってしまいます。

感情と行動は別で考える
別のものだと実感しています。
仕組みは人を助ける
仕組みがあると
人は楽になります。
悩まなくていい
迷わなくていい
感情に振り回されなくていい

結果として
・笑顔が増える
・ミスが減る
・辞めにくくなる
これが
「人手不足を防ぐ現場」になります。

先日コンサルでいったお店も
自分で考えて貰う事を大事にしていて
マニュアルはない。
トレーニングもない。
と言われました。
結果、それが
接客のバラツキと
お客様の不満足になっています。

「マニュアル=悪」
「考えさせない=育たない」
とは、私は思っていません。
考える前に
“迷わず動ける土台”があるかどうか。
それが現場では
とても大きな差になります。
考える余裕は仕組みがつくる
人は余裕がないと
考えられません。

忙しい
人が足りない
クレームが続く
そんな状況で
「自分で考えて動いて」
と言われても
多くのスタッフは
固まるか、雑になるかのどちらかです。

まず必要なのは
・挨拶
・声かけ
・立ち位置
・動く順番
最低限の「型」。
この型があるからこそ
心に余裕が生まれ
初めて“考える余地”ができます。
マニュアルは人を縛るものではない
マニュアルは
人を縛るためのものではなく
人を守るためのもの。

・今日は元気がない日
・私生活で何かあった日
・疲れが溜まっている日
そんな日でも
「いつも通り」ができる。

それだけで
その人は救われます。
感情に左右されず
お店の質を守れる。
それが仕組みの力です。
モチベーションは下がる前提で仕組みをつくる
やる気を
上げ続ける指導はしんどいです。
下がる前提で
現場を設計する。

これができると
・辞めにくい
・荒れにくい
・ブレにくい
お店になります。
人を変えようとするより
仕組みを整える。

それが
一番やさしくて
一番現実的な
対策だと感じています。
私はマニュアルが大好きで
ガストのマニュアルも愛読書でした。
お店に合わせた
マニュアル作成もできますので
気軽に声かけてくださいね。
ではまた明日✨️
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