2026.2.21 vol.850
小さな飲食店の味方になりたい
飲食店コンサルタントの結城です。
忙しいのに売上が伸びない
人が定着しない
クレームで心がすり減る
そんな飲食店の“現場あるある”を
一緒に整理し、立て直す仕事をしています。
今日のブログのテーマは

今日は飲食店へシステムを販売する
サプライヤーの皆様へ
物申したいことがあります。
飲食店こそDX化は必須
昨今の原価高騰、人件費上昇、人手不足。
この状況を考えると
・POSレジの導入
・シフト管理ツールの導入
・オーダーシステムの導入
といった飲食店のデジタル化(DX化)は
もはや「選択肢」ではなく「必須」です。

私は常々こうお伝えしています。
『機械にできることは機械に任せる。
空いた時間で
人にしかできないことに集中する』
接客力、空気づくり、気付き
ファンづくり。
そこにこそ
飲食店の価値があります。
でも・・その説明伝わっていますか?
問題はここです。
システム会社の営業の方の説明が
とにかくわかりにくい。

専門用語のオンパレード
クラウド
API
サーバー連携
プロトコル
レンテンシ・・・
正直
飲食店にとっては『宇宙語』です。

システム会社では
当たり前のことでも
飲食業界では当たり前ではありません。
実際にあった事例①
ある店舗さまから
「iPadの調子が悪いので、
POS用とタイムカード用に2台買い替えたい」
とご相談がありました。
見に行くと……
原因はiPadではなく、電波環境でした。

・モデムが古い
・設置場所が悪い
・iPadの場所は電波が極端に弱いエリア
それで動きが悪かったのです。
POSメーカーさんからは
2台購入を勧められていたそうですが、
本当にそれ、必要でしたか?
実際にあった事例②
別のお店では
「POSレジを入れたのにスムーズに動かない」
とご相談。

行ってみると…
・回線は光ではなくADSL
・速度は1Mbpsあるかないか
・モデムは10年以上使用
オンライン前提のPOSで
その回線環境は正直厳しい。

まずやるべきは
・光回線への変更
・モデム交換
・電波環境の整備
でした。
DXは「機械導入」ではない
DXとは
機械を売ることではありません。
現場の課題を解決することです。

飲食店はIT企業ではありません。
・電波の強さ
・回線速度
・設置環境
・スタッフのITリテラシー
そこまで見て初めて「提案」です。
サプライヤーの皆様へお願いです
売る前に、現場を見てください。
専門用語ではなく、
飲食店の言葉で話してください。

「導入すれば便利になります」ではなく
・何が楽になるのか
・何が減るのか
・どれくらい利益に貢献するのか
ここまで翻訳して欲しい。
本当に必要なのは「通訳」ではなく「伴走者」
今、私のような人間が
システム会社と飲食店の間に入り
“通訳”をしています。
でも本当は
通訳がいらない世界が理想です。

システム会社が
現場目線を持てばいい。
飲食店の未来を一緒に考える
「伴走者」になってほしいのです。
飲食店のDXは必要です。

でもそれは
売ることが目的ではない。
現場を良くすることが目的です。
飲食店が強くなれば、
結果としてサプライヤーも強くなる。

どうか
“売る営業”ではなく
“支える営業”であって欲しい。
飲食業界の未来には
皆さんの力が必要です。
ぜひよろしくお願いいたします。
ではまた明日✨️
