海外飲食出店はチャンスか罠か

2025.12.19 vol.795

 

 

 

小さな飲食店の味方になりたい

カエルカンパニーの結城です。

 

 

8日間のホーチミン滞在も終わり

今はトランジットで上海で

このブログを書いています。

 

 

ホーチミンの飲食店出店を

検討している方も多いので

ちょっと私なりの考察を書いてみます。

 

 

ホーチミンはエネルギー溢れる街

 

元々ベトナムは

世界一の高齢化社会である日本と違い

若い人が多い人口構造になっています。

 

 

 

 

そのため居酒屋での飲みっぷりも

凄いですし

カフェはいつも大盛況

 

 

イルミネーションとか

映えるメニューとか場所は

若い人で溢れています。

 

 

 

 

町中のバイクの集団を見ても

若い人ばかり

エネルギーを感じられずにはいられません。

 

 

ここで勝負するメリット

 

これだけ人が溢れていて

活気があって

飲食店も大盛況

 

 

夢を見る人が多いのも

わかります。

 

 

 

 

ベトナムにないものをやろう。

まだこっちに入ってきてない

日本食はなんだろう?

 

 

しゃぶしゃぶとかどうか?

焼きそばとかどうかな?

と色々と自社の商品と合わせて

業態を悩んでいる人も多いです。

 

 

でも、ちょっと慎重になった方が

良いと思うのは

日本食が飽和状態であることです。

 

 

 

 

ベトナムは屋台飯のような

B級グルメ天国です。

 

 

1杯300円ほどのフォーとか

鶏飯屋さんでも

ミシュランをとっているほどです。

 

 

なのでその10倍以上はする

日本食を食べる層は

ちょっとアッパー層か

誕生日などのお祝いの時

あとは日本人です。

 

 

 

 

このパイの取り合い。

なかなか厳しいと思うんですよね。

 

 

それなりの金額をいただくには

それなりの内装がいるので

初期投資にもお金がかかります。

 

 

そしてホーチミンは

家賃が・・・・高いんです。

日本並!

 

 

 

一等地だと

月100万以上したりします。

 

 

勝てないと思った瞬間

 

それに加えて

日本のフランチャイズも増えています。

 

 

ココイチ

吉野家

松屋

丸亀製麺

 

 

そして今

大吉

鳥貴族

といった焼鳥チェーンも

 

 

ベトナムの第一人者である

強力な日本人経営者と組んで

出店を準備されています。

 

 

 

 

更に日本のFCに加盟しているのが

ベトナム人経営者なんです。

 

 

ベトナムの事をわかっている人が

日本の味を提供するんです。

ローカライズだって抜群のセンスです。

日本人じゃあ思いつかない発想が凄い。

 

 

 

 

勝てるわけがない。

そう思ったんですよね。

 

 

戦わないで勝てる方法を考える

 

なので戦わないで

勝てる方法を考えないと

中小企業が出店したところで

大変なめにあうだけです。

 

 

売上200万そこそこのお店が多い。

利益10%だとすると

経営者の渡航費用で終わります。

 

 

 

 

初期投資回収まで

できないかもしれません。

 

 

実際には出店している日本企業の

10社中1社程度しか残ってないそうです。

 

 

 

海外出店は情報が命

 

日々一刻と変わる情勢。

色々な人が色々な事を言います。

大事なのは自分の目で確かめること。

 

 

色々なお店に行って

色々な地域に行って

日本人経営者も

ベトナム人経営者にも

とにかく会う

 

 

 

 

ホーチミンで行ったお店は

80件を超えました。

 

 

屋台からローカル食堂、
日本食、カフェ、バー、スイーツまでとにかく
歩いて、食べて、見て、話して。

 

 

海外出店で一番危険なのは「勢い」

 

色々と見て回っていく中で

1番感じたのはこれです。

 

 

「いけそう」という感覚ほど

危険なものはない。

 

 

 

 

人が多い
活気がある
日本食が人気
まだチャンスがありそう

 

 

——そうです。

 

 

 

 

しかし、その向こうでは

 


・撤退した店
・名前を変えて再出店した店
・資本を吸い尽くし終わった店

が、山ほどあります。

 

 

海外で勝つ飲食店の共通点

 

実際に残っている店には
共通点があると聞きました。

 

 

・現地パートナーが本気で
・最初から「日本と同じ」をやっていない
・飲食「だけ」で勝とうとしていない
・出店が「目的」ではなく「手段」になっている

 

 

 

 

逆に、

 

 

「日本でうまくいったから」
「日本の味は通用するはず」

この発想だけで来た店は
ほぼ残ってないそうです。

 

 

海外はチャンスでもあり、罠でもある

 

ホーチミンは
間違いなくエネルギーに満ちた街です。

 

 

それでも、
甘い期待を一瞬で飲み込める街
でもあります。

 

 

 

 

それでも「行く」という判断も

「行かない」という判断も
立派な経営判断。

 

 

出店したい方のお役に立てるように

引き続き、リサーチは続けていきます。

 

 

出せば勝てる時代は終わりました。

 

 

 

 

地方から東京に出店する以上に

海外出店は

リスクが高いとも感じます。

 

 

それでも勝っているお店もあれば

雇用をうまく活用しているお店もあります。

またそのあたりは書きますね。

 

 

ではまた明日✨️

 

 

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