850億の選挙費用は高いのか?ー目線を変えて見ると見方が変わる

2026.1.25  vol.823

 

 

 

小さな飲食店の味方になりたい
飲食店コンサルタントの結城です。

 

忙しいのに売上が伸びない
人が定着しない
クレームで心がすり減る

 

そんな飲食店の“現場あるある”を
一緒に整理し、立て直す仕事をしています。

 

今日のブログのテーマは

 

 

 

 

目線を変える

 

衆議院選挙をこの時期にやることについて

SNSでは批判的な投稿をよく見かけます。

 

 

多くは

「自民党を勝たせないための情報操作」

だと感じるものですが

 

 

中には

そんな意図はなく

単純に目線がズレている

と感じるものもあります。

 

 

 

 

その中で

特によく見かけるのが

 

 

「850億の

選挙費用がもったいない」

という意見です。

 

 

(参考)

総選挙費用、物価高で850億円 過去10年で最高、前回より5%増:朝日新聞
衆議院が23日に解散され、事実上の選挙戦が始まった。総選挙にかかる費用は物価高を背景に増加傾向にあり、今回は予算ベースで850億円超となる。過去10年間で最多だった2024年10月の前回選挙と比べ5…

 

 


 

昨日のブログでは

「自分の目で確かめること」

「数字を掴んだ上で、

正しい情報を見極めること」

 

の重要性について書きました。

 

中国産の食品は本当に危険なのか?!
2026.1.24 vol.822松井味噌の松井社長との2日間22日の夜尾道での食事会に松井味噌松井社長を囲む席に同席させていただきました。そして23日の夜はWAOJE広島にて松井社長の講演会この2日間は中国で実際に戦ってきた経営者だからこ...

 

 

 

 

色々な話題を

一緒にしてしまうと混乱します。

 

 

だからこそ

紐解いて考えることが大事です。

 

 

 

選挙費用と物価高の関係性

 

まず前提として

 

・総選挙は、いつか必ずやるもの

・物価高は、今だけの問題じゃない

 

 

 

 

では

選挙費用のどこに

物価高が関係しているのか

 

 

調べてみました。

 


 

◯ 印刷、設置費用

 

・ポスターの印刷代金

・インク代

・輸送費

・掲示板の制作費

 

 

◯ 人件費

 

・選挙管理スタッフの人件費

・交通費

 

 

 

◯ 会場費

 

・投票所の会場費

・水光熱費

 

 

これらは全て

物価高の影響を受けます。

 

 


 

こうした

細かいコストが積み重ねが

選挙費用を押し上げています。

 

 

つまり

今に限った話ではありません。

 

 

 

 

物価高は

この先も続く前提で

考える必要があります。

 

 

半年後の選挙になると

もっと物価高になっている

可能性の方が高いです。

 

 

選挙は

いつか必ずやらなければならない。

 

 

 

 

「なぜ今

物価高の中で解散するのか」

 

 

という批判は

本来、結びつかない話です。

 

 

1人軸か、日本全体軸か

 

また850億という数字を見ると

とんでもない金額に感じます。

 

 

だからこそ

「そのお金があるなら

生活に苦しい人に配って欲しい」

という声が出る。

 

 

 

 

でも政治は

国民全体の軸で

考えなくてはなりません。

 

 


 

 

850億円という数字は

 

 

日本の人口

1億2400万人で割ると

1人あたり約700円。

 

 

有権者数

1億人で割っても

1人あたり850円。

 

 

 

 

1000円にも満たない金額で

日本の未来が

少しでも良くなる可能性があるなら

 

 

「安い」と感じる人も

多いのではないでしょうか。

 

 


 

一方で

生活に苦しい人へ850億を配ると

 

 

生活保護者を

仮に2000万人とすると

850億円 ÷ 2,000万人 ≒ 4,250円

 

 

1人あたり

4000円弱です。

 

 

 

 

そのお金を渡しても

ちょっと美味しいものを食べて

終わりです。

 

 

日本の未来が

大きく変わるとは

まったく思えません。

 

 

 

 

ガストでのルール

 

こうした

目線の話は

大手チェーン店では

当たり前に使われています。

 

 

ガスト勤務時代

こんなルールがありました。

 

 

・手を拭く紙タオル(タウパー)は

1人1枚まで

 

 

・休憩中にドリンクは1杯

ストローは使わない。

 

 

 

 

当時は正直

「そこまで細かく言わなくても・・・」

と思ったこともありました。

 

 

でも理由を聞いて

考え方が変わりました。

 

 

 

 

紙タオルは1枚1円

ストローは1本2円

 

 

これを

全国1200店舗で考える。

 

 

各店舗のスタッフ数

✗ 毎日の使用量

✗ 30日

 

 

するとストロー1本が

月に200万以上の損失になる

 

 

 

 

1人、1店舗で見れば

たった数円。

 

 

でも全体で見ると

会社の利益に直結します。

 

 

目線が変わると、判断が変わる

 

850億の選挙費用も

同じです。

 

 

「850億」と聞くと

とんでもない金額に感じる

 

 

でも

・国民全体で割る

・1人あたりで考える

・未来への投資として考える

 

 

目線を変えると

見え方はまったく変わります。

 

 

 

 

1人の生活目線だけで見るのか

日本全体の未来目線で見るのか

 

 

どちらで考えるかで

結果は真逆になります。

 

 

感情ではなく、構造で考える

 

物価高での解散

選挙費用がもったいない

 

 

そう感じる気持ちは

自然だと思います

 

 

 

 

でも

・選挙はいつか必ずやる

・物価高は一時的ではない

・その物価高を変える政策のために

このタイミングで解散している

 

 

この前提を外して

感情だけで判断すると

話がズレてしまいます。

 

 

飲食店経営も同じ

 

この考え方は

飲食店経営にも

そのまま当てはまります。

 

 

・原価が上がった

・人権費が高い

・売上が厳しい

 

 

その時に

「しんどい」「無理だ」で

止まるのか。

 

 

 

 

数字を分解して

理論で考えるのか

 

 

紙タオル1枚の話と

選挙費用850億円の話

 

 

これは同じ思考回路です。

 

 

 

 

大事なのは

「何を見るか」ではなく

「どの目線で見るか」

 

 

昨日のブログでも書きましたが

知らないまま語ることが

一番危険です。

 

 

目線を変えてみれるかどうか

そこに経営者としての資質が

問われています。

 

 

 

 

ではまた明日✨️

 

 

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